ライフイベント表は、自分や家族の将来に対する夢や希望を描いていくものです。しかし、なかなか将来を予測していくことは難しいものです。
そこで政府の統計をもとに日本人の平均的なライフイベント、収入・支出をもとにライフプランのサンプルを作成してみたいと思います。
計算過程や予測の仕方を丁寧に解説したいと思いますので異なるところは自分のプランに置き換えてマイライフプランを作成してみましょう。
準備
表計算ソフトを使う
左側に年を記入し、家族の名前、イベント、費用の欄を作成し、ライフイベント表のひな形を作成します。
家族の名前と年齢を記入
ライフプラン表の一番上に家族の名前を記入し、それぞれの年齢を入力していきます。夫の場合は87歳ぐらい、配偶者は94歳まで表を伸ばして入力してみます。
子供がいる場合は、今の年齢から両親にあわせて年齢を入力し、表を完成させます。
平均寿命
平成21年度の平均余命は、厚生労働省のサイトを参考に今40歳だとすると、男で42.35、女で48.11となっています。すなわち男は約82歳、女は約88歳まで生きる可能性が高いということです。(令和元年簡易生命表の概況: 厚生労働省調べ)
ライフイベント表では、人生100年時代といいますが、平均寿命の男性81歳、女性87歳まで生きたとした場合を考えてみましょう。
※平均余命とはある年齢のときにその後何年生きられるかの期待値
※平均寿命は0歳での平均余命のことをいう
ライフイベント
ライフプランを考えるのははやり結婚してからが多いと思いますのでライフイベントのスタートを結婚した年齢から始めます。
ライフイベントは人それぞれの価値観により異なります。まだ結婚もしていないのに子供や家族のために保険を考えることは難しいでしょう。転職や起業で十分な収入を確保して綿密なライフプランが必要なくなるかもしれません。
平均的なライフプランをベースをして、自分とは異なるところ似ているところなどを修正して、まず最初のマイライフプランを作成してみてはいかがでしょうか?
このため、一度作成してみて、何度も見直せばよいとの気持ちでまずは気軽に作成してみましょう。
世帯主のイベント
そして、いよいよイベントですが、まずは世帯主のイベントを考えてみます。独身の場合は、結婚時期や子供が欲しいと思う時期など楽しみながらイベントを入力していくとよいでしょう。
また、収入の大きな柱となる仕事についても記載しておきましょう。転職、独立・起業などの転機を考えておくことは重要です。
そして、定年や退職により完全に無収入となる時期がどれぐらいになるかを想定して記入します。
配偶者のイベント
配偶者の方も同様に仕事について転機となることがあれば記載します。
子供のイベント
教育費
出産から幼稚園、小学校、中学校、高校、大学への進学及び就職時期を記入して行きます。そして子供の結婚や住宅の取得などへの支援もいろいろと想像しながら記載します。
関連
家族のイベント
家族海外旅行や食事会などの計画を立てることで、支出を抑えながらも楽しい目標をもって貯蓄
を行うことができます。
住宅の購入
最も大きな買い物となる住宅の購入について時期を検討して記入します。何十年も住むことになるので、時期を決めることで自分の住みたい候補の街を散策したり、頭金の計画などができるようになります。
また、家の修繕など少しまとまった費用が必要となるイベントも記載します。
購入時期
予定額
保険
収入
給与収入
年間手取り収入
ボーナス
支出
生活費
一時的な支出
そして、最後に車の買い替えや家電製品などの耐久財の更新時期なども記入します。
老後資金
サラリーマン(第2号被保険者)