住宅ローンなどにおける元金均等返済は、元金を返済回数で割った金額に毎回の発生利息を加えた額を返済します。利息部分は各月の元金残高をもとに計算し、その合計額が毎月の返済額となります。
計算式
N回目の返済額 = 元金の均等返済 + 残額の利息
= 借入金額/返済回数 + (借入金額 – 借入金額/返済回数 X (N – 1)) x 金利
※金利は月利
計算例
例)次のような住宅ローンを考えている。毎月の返済額はいくらになるか?
借入金額:3000万円
固定金利:1.54%(フラット35)
返済回数:35年(420回)
1.54%は年利であるため、月利を計算すると1.54%/12 = 0.128%
1回目の返済額 = 30,000,000/420 + (30,000,000 – 30,000,000/420 * (1 – 1)) × 0.00128
= 109,828円
2回目の返済額 = 30,000,000/420 + (30,000,000 – 30,000,000/420 * (2 – 1)) × 0.00128
= 109,737円
・・・・
419回目の返済額 = 30,000,000/420 + (30,000,000 – 30,000,000/420 * (419 – 1)) × 0.00128
= 71,611円
420回目の返済額 = 30,000,000/420 + (30,000,000 – 30,000,000/420 * (420 – 1)) × 0.00128
= 71,520円
※金利を有効桁数3桁としたため、実際の返済額との誤差が発生します。
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