元利均等返済による住宅ローンなどで、金利が変わるとどれぐらい返済額に差がでるのかを計算します。35年の固定金利を見ても銀行間で0.5%もの差があるものもあります。(事務手数料等の差を考慮しない場合)
計算式
毎月の返済額 = (借入金額 – 頭金) x 金利 x (1+金利)^返済回数 / ((1+金利)^返済回数 − 1)
※金利は月利
計算例
例)次のような住宅ローンを考えている。金利差が0.5%の差がある住宅ローンを比べた場合、毎月の返済額はどれぐらいの差になるか?
借入金額:3000万円
返済回数:35年(420回)
金利:1.54%
1.54%は年利であるため、月利を計算すると1.54%/12 = 0.128%
毎月の返済額 = 30,000,000 * 0.00128 * (1 + 0.00128) ^420 / ((1 + 0.00128) ^420 – 1)
= 92,385円
金利:2.04%
2.04%は年利であるため、月利を計算すると2.04%/12 = 0.17%
毎月の返済額 = 30,000,000 * 0.0017 * (1 + 0.0017) ^420 / ((1 + 0.0017) ^420 – 1)
= 99,996円
差額:7,611円(全体で約320万円の金利負担削減)
※金利を有効桁数3桁としたため、実際の返済額との誤差が発生します。
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