年金などの資金を複利運用しながら取り崩して行くとき、一定の期間でいくら取り崩すことができるかを計算します。
計算式
資本回収係数を用いて計算します。
取崩可能額 = 資金 × 年金現価係数
資本回収係数 = 年利率 ÷(1 ー ((1 + 年利率)^(年数 × −1)))
計算例
例)年金資金の10,000,000円を年利率1%で複利運用しながら、20年で取り崩したい。1年あたりいくら取り崩せるか?
10,000,000 × ( 0.01 ÷ ( 1 – ( 1 + 0.01) ^ -10 ) ) = 554,153円(年間)
月間では554,153 / 12 = 46,179円となります。1000万円あっても20年間を考えると月に4万5千円程度しか使えないとは寂しいです。年金と合わせて支出をコントロールする必要がありますね。
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