こんにちは。投資歴10年、でも今でもExcel開いて「…これ、利益出てるってことで合ってる?」って自問自答してるファイナンシャルプランナーのTeaです。

今回は、株を始めたばっかりの人が高確率でぶつかる壁、
それが「損益計算ってどうやるの?」問題です。
実際の話、株って“買って売っておしまい”じゃない。
「で、いくら得したの?」「結局いくら手元に残ったの?」
これがわからないと、ずっとモヤモヤします。
「買った値段と売った値段の差」でOK…じゃない?
いやまあ、そうなんだけど…そうじゃないんだよ!
たとえばこんな会話、してませんか?
A「この株、1000円で買って1200円で売れた!儲かった!」
B「すげーじゃん、+200円!」
C「税金は?」
A「…あ」
はい、ここです。初心者が陥る“利益の幻想”。
損益計算に必要な“本当の3要素”

株の利益って、実はこんな式で出します:
売却額 −(購入額 + 手数料)− 税金 = 実際の利益
うん、ちょっとめんどくさい。でもちゃんと覚えておこう。
【1】売った金額(売却額)
これはシンプル。例えば、1株1200円で100株売ったなら、
👉 1200円 × 100株 = 12万円
これが「売った額」ね。まだ利益じゃないよ!
【2】買ったときの金額(購入額+手数料)
例えば、最初に1000円で100株買ったとしたら:
👉 1000円 × 100株 = 10万円
さらにここに、証券会社に払った買付手数料を忘れずに。
たとえば手数料が500円なら、
👉 10万円+500円 = 10万500円
これが“投資コスト”になる。
【3】税金(だいたい利益の20.315%)
日本の株式投資では、利益の20.315%が自動で引かれる。
さっきの例だと、利益は
「12万円(売却)− 10万500円(購入+手数料)=1万9500円」
この1万9500円に税金がかかる。
👉 1万9500円 × 20.315% ≒ 約3960円
つまり、最終的な儲けは…
👉 1万9500円 − 税金 ≒ 約1万5540円
「あれ、思ったより少なくない?」という罠
ここでみんな気づく。「あれ、2万円近く得した気がしたけど、手元に残るのは1万5000円くらい?」
そうなんです。税金、地味に痛いんです。
しかも、証券口座の種類によっては「自分で確定申告」しなきゃいけないケースもある。だからこそ、利益は税引き後で考えるクセをつけよう。
損した場合は?損益通算ってやつもあるよ
「逆に損したら、税金返してくれるの?」
うん、ある意味返ってくる可能性があるんだよ。これが「損益通算」。
例えばA株で1万円損して、B株で2万円得したら…
👉 「差し引き1万円の利益」=課税対象はその1万円分だけ!
さらに「繰越控除」といって、3年間は損失を翌年に持ち越せるから、損してもまるっと損にはならないこともあるんだ。
でもこれ、特定口座(源泉徴収なし)や一般口座の人は確定申告が必要だから注意ね。
証券会社の画面、どこを見ればいいの?
最近の証券会社は親切設計になってきてて、
「実現損益」とか「評価損益」とかの項目があるよね。
でも、「評価損益」は“今売ったら”の話だから、まだ確定してない金額。
「実現損益」って書いてあるところが、実際に確定した利益ね。これ見とけばOK。
「損益計算が楽になる方法」もある
📱 スマホアプリ:マネーフォワードME、株たす、ロボフォリオなど
📈 表計算ソフト:Googleスプレッドシート+関数で自動化
💡 証券会社の自動レポート機能も便利!
でも最初は手計算で“しくみ”を理解しておくのが一番おすすめ。
まとめ:利益の見かけにダマされないで!
- 損益計算には「手数料」「税金」もちゃんと含めよう
- 評価損益は“幻”、実現損益が現実
- 損失もちゃんと計算に入れると、税金に影響する
- 確定申告が必要かどうか、自分の口座タイプを要チェック
あとがき:利益が出たときこそ、冷静に。
最初に株でちょっとでも利益が出ると、
「おれ…投資の才能あるかも…」って思っちゃうよね。うん、わかる!
でも、「計算してみたら思ったより利益少なかった」って経験を一度でもすると、投資を見る目がレベルアップする。
この記事が、そのきっかけになったらうれしいな。
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